船橋ケアセンター 当施設のご利用をご検討されている方向け おうちで施設見学

当施設のご利用をお考えのご本人・ご家族の方に、当施設をおうちで見学していただけるコンテンツです。実際に見学に来られた際と同様に、ご案内いたします♪
見学の下調べ

高齢の父は身体機能が落ち、歩行が不安定になってきました。本人は「できる限り自宅で暮らしたい」と希望しているため、一時的なリハビリ目的の入所を検討していますが、持病があり、医療体制も充実した介護施設を希望しています。

入所・短期入所・通所のサービスを展開する介護老人保健施設「船橋ケアセンター」では、在宅復帰を前提に身体機能の回復を促すリハビリを提供し、退所後も自宅での生活が困らないように支援体制を整えているとのこと。
敷地内のグループ病院「北総白井病院」とシームレスな連携を実現していることが大きな特徴で、医療依存度が場合も安心して入所できるそうです。

さっそく見学に行って、施設の様子をチェックしてきます。


玄関

介護老人保健施設「船橋ケアセンター」があるのは、新京成線「鎌ヶ谷大仏駅」から船橋京成バスに13分ほど乗車し、「北総白井病院」バス停で下車してすぐの場所。敷地内には「北総白井病院」と合同の無料駐車場が262台あり、車で訪れる方も多いとのこと。

(別ルートは、○北総線「白井駅」からレインボーバスに10分ほど乗車し、「八木ケ谷」で下車して徒歩3分。○東武アーバンパークライン「鎌ヶ谷駅」からタクシーで約15分。)

玄関では、相談員さんが迎えてくれました。
「こんにちは。当施設は船橋市と白井市の境目にあり、当施設は船橋市ですが、隣接する『北総白井病院』は白井市になります。周辺は全国有数の梨の産地で、すぐお隣にも梨畑があり、とてものどかな環境です。さぁ、さっそく中へどうぞ」。


玄関ロビー

正面玄関を入ると右側に受付があり、事務課スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれました。

「施設を訪れる皆さんに明るい気持ちになって欲しいという想いから、玄関ロビーには四季折々の手作りの装飾を施しています。利用者様・ご家族からの評判も良く、季節ごとに変化する装飾を見ながら一緒にお話するのが楽しみなんですよ」。

手作りの飾りつけは、温かい気持ちになりますね。


面談室

「こちらへどうぞ」と、面談室へはいりました。
「入所を検討中のご本人・ご家族には、当施設の特徴をしっかりとお伝えするように心がけています」とのこと。

「当院は入所定員120名です。一番の特徴は病院が隣接していることで、痰の吸引や経管栄養管理、在宅酸素などが必要な方が複数名いらっしゃいますが、急変時も24時間体制で受け入れてもらえます」。

「また、 老健として最高ランクの『超強化型老健』の認定を受けていることも強みで、多職種チームで在宅復帰・在宅療養支援に取り組んでいます」。


機能訓練スペース

そして、機能訓練スペースへ。広くて設備も充実していますね。

「ありがとうございます。リハビリテーション科には、理学療法士10名、作業療法士6名、言語聴覚士2名の計18名が在籍していて(2023年5月)、病院勤務を経験したベテランスタッフも多く、利用者様一人ひとりの身体状態に合わせたリハビリを提供しています」。

「入所時にはリハビリスタッフがご自宅を訪問させていただき、今まで生活されていた環境を把握した上で、ご自宅に戻られた際にスムーズに動作できるように、訓練内容を決めて、しっかりとした個別リハビリを行います。入所から3カ月間は週6日間、3カ月以降は週3日間のリハビリを集中的に行います」。


入所フロア

入所フロアに伺うと、看護師さんが勤務していました。

「医療依存度が高い方も積極的に受け入れられるよう、看護師を手厚く配置していて、退所後は北総白井病院に併設する『北総白井訪問看護ステーション』の利用もご案内できます」。

「また、当施設で最期を迎えたいというご要望にお応えするために、看取りケアを導入し、終末期をどのように迎えるか、ご本人・ご家族の意向に寄り添って支援しています。お看取りの際は、個室でご本人とお過ごしいただくこともできますので、お気軽にご相談ください」。

看護師さんが看てくださって、病院も隣接しているのは、とても安心です。


レクリエーションの様子

入所フロアで開催されるレクリエーションや季節の行事の写真を見せていただきました。

「施設生活に楽しみを持っていただきたくて、DVD鑑賞会・モグラたたき・カラオケなどのレクリエーションを開催しています。また、栄養科と連携した『おやつレク』も好評で、これまでソフトクリーム・プリンアラモード・ケーキのデコレーションなどを実施してきました」。

「施設行事は毎月あり、新年会、お花見、鯉のぼり鑑賞ツアー、春の音楽会、七夕の会、夏祭り、敬老会、運動会、秋の音楽会、クリスマス会、鏡餅づくりと、四季を感じながら利用者様同士やスタッフと楽しさを共有しています。利用者様の笑顔を見られることが、私たち職員にとって何よりの喜びで、毎回さまざまな企画を練っているんです」。


居室

つづいて、居室へ。窓が大きくて、明るいですね。

「ええ。大きな窓からたっぷりと自然光が差し込みます。毎日の丁寧な掃除と定期的なメンテナンスを実施しているので、ご家族様からは『清潔感があってキレイですね』というお褒めの言葉をよくいただきます」。

「居室は4人床と個室があり、個室にはトイレ・水道・テレビを備えています。個室はベッド・家具の配置を、お身体の状態に合わせて自由に変更できますので、自宅をシミュレーションした生活訓練にも最適です。備え付けのライティングデスクは、使い勝手が良く、人気です」。


食事

お食事を写真で紹介していただきました。

「栄養科が利用者様一人ひとりの栄養状態や摂食嚥下の状態を把握した上で、バランスのとれた美味しい食事を提供しています」。

「行事食として、松花堂弁当・ランチバイキング・にぎり寿司・麺の日・おやつバイキングなどがあり、食の楽しみが満載です。また、季節の食事として、正月のおせち・土用の丑の日のウナギ・大みそかの年越しそばなども用意しています」。

とても美味しそうで、これなら父の食欲もそそられますね!


浴室

つづいて浴室へ。

「浴室は一般浴・機械浴・個浴があります。複数人で入れる一般浴の脱衣所は広々としていて、『まるで銭湯みたい!』と、利用者様に喜ばれます」。

「自立度が高い方向けの一般浴にも、浴槽内に手すり付きの階段を設置しているのでご安心ください。機械浴は要介護度の高い方でも安心して湯船に浸かることができ、個浴は在宅復帰を想定した訓練にも活用しています」。


裏庭と屋上

「当施設はたくさんの木々に囲まれていて、中でも裏庭の河津桜はとても美しいです」と、写真を見せてくれました。本当にきれいですね。

「2月中旬からつぼみが膨らみ始め、あたたかい日が続くと2月下旬~3月初旬には満開を迎えます。毎年恒例の『河津桜鑑賞会』という行事があって、利用者様から大好評です」。

「屋上からの眺めも最高で、晴れている日は東京スカイツリーや富士山が見えます。気候の良い日にはスタッフと利用者様で屋上に上がり、美しい眺めを見てリフレッシュすることもあります」。


家族介護指導の様子

「ちょうど今リハビリスタッフが『家族介助指導』を行っているので、行ってみましょう」と、再度1Fの機能訓練スペースへ。

「退所前に、ご本人へのリハビリ・生活上の指導・アドバイスを行うのはもちろんですが、ご家族にも介助指導や環境設定の提案、栄養指導などを実施しています。不安なくできるようになるまで、リハビリスタッフ・介護福祉士・管理栄養士などの専門職が丁寧にサポートしています」。それは助かります。

「言語聴覚士が常駐しているので、ご家族に対して、水分のとろみのつけ方などの誤嚥防止につながる退所時指導もしっかり行えることが特徴です」。

「また、末永く在宅生活の継続ができるよう、退所後も当施設の通所リハビリ・訪問リハビリにてサポートさせていただくことも可能です」。


通所リハビリフロア

その通所リハビリのフロアをご案内いただきました。

「通所リハビリは1日定員50名で、全体で約120名の利用登録があります。運営日は月曜日~土曜日で(祝日も運営)、9:45~16:15の1日型の利用だけでなく、『リハビリだけしたい』『入浴して昼食も食べて帰りたい』など、希望に合わせて短時間の利用もできるのが特徴です」。

「介護スタッフの他に看護師も常住し、体調や皮膚の状態などを細かく確認して、ご家族・居宅ケアマネジャーなどとの情報共有を大切にしています。また、リハビリスタッフは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が揃っているので、個別に合わせたリハビリを提案ができ、嚥下障害・言語障害のある方もいらっしゃいます」。


通所リハビリの1日の流れ

通所リハビリの1日の流れを教えていただきました。

「朝は施設に到着後、まずバイタル測定を実施。その後は順番に入浴し、昼食の時間となります。昼食後はビンゴゲームや輪投げゲームなどのレクリエーションを楽しみます。ゲームでは点数を競い、手作りのメダルを贈呈しています。15:00~はおやつの時間で、集団体操をして終了です」。

「そのほかの時間の過ごし方としては、塗り絵・パズル・計算問題・編み物・折り紙などの手作業を中心に、パソコン・読書・新聞・書道など、利用者様一人ひとりの好みに合わせてお過ごしいただけます。利用者様の男女比はほぼ半々で、男性の利用者様には将棋や囲碁、麻雀などが人気です。季節の行事も開催しています」。

楽しい時間が過ごせそうですね。


通所リハビリの送迎

「通所リハビリの送迎車は、ハイエースが6台、乗用車1台、軽自動車1台の計8台です」と、紹介してくださいました。たくさんあるんですね。

「ハイエースは、車椅子2台が乗れるようにリフト仕様となっています。送迎は運転手と介助者の2名体制で対応して、安全に行っています」。


スタッフのみなさん

多くのスタッフのみなさんにお会いできました。

「全体で約130名のスタッフが在籍し、良好な人間関係が築かれていて、明るく心優しいスタッフばかりです」。

「また、スタッフ一人ひとりが専門職としての誇りを持って利用者様・ご家族に真摯に寄り添っています。研修・勉強会に積極的に参加していますので、介護の知識・技術をしっかり持っていて、介護スタッフは約7割が国家資格の介護福祉士の資格を取得しています」。

丁寧なケアが受けられそうで安心です。今日はありがとうございました。

見学後記
印象的だったのは
敷地内には「北総白井病院」をはじめ、「北総白井訪問看護ステーション」や「居宅介護支援所」があり、施設と密に連携していることです。病院は24時間救急搬送の受け入れに対応していて、地域の基幹病院なので、安心だなと感じました。また、入所の申し込みから入所までは通常は1~2週間を要するそうですが、「すぐに入所したい」という場合は、ベッドの空き状況次第で即日入所できるように対応していると聞き、驚きました。
在宅復帰に向けたサポートは
在宅強化型老健なので、常に高い在宅復帰率を維持していて、退所後の在宅療養支援体制も非常に充実しています。退所前には、利用者本人だけでなく家族への介助指導なども手厚く行っていて、指導期間は個別に対応してくださるとのこと。退所後は、こちらの施設のショートステイ・通所リハビリ・訪問リハビリを利用する方も多いそうで、中には10年以上お付き合いのあるご利用者・ご家族もいるそうです。もちろん再入所の相談も可能で、少しずつ自宅で過ごす時間が長くなっていくようなサポートを心がけているそうですよ。
こんな点もおすすめです♪
芸達者なスタッフさんが多く、特技や趣味を、施設行事・レクリエーションなどで披露しているそうです。日本舞踊の師範資格を持つスタッフが中心となって日本舞踊を上演したり、歌が得意なスタッフがコンサートを開いたり、毎回とても盛り上がるのだとか。
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