武蔵野徳洲苑 当施設のご利用をご検討されている方向け おうちで施設見学

当施設のご利用をお考えのご本人・ご家族の方に、当施設をおうちで見学していただけるコンテンツです。実際に見学に来られた際と同様に、ご案内いたします♪
見学の下調べ

医療依存度が高い母は入院生活で身体機能が落ち、退院後すぐに自宅で生活することが難しい状況なので、老健への入所を検討しています。医療依存度が高い方の受け入れ態勢が整っていて、母がリラックスして過ごせる施設だとうれしいです。

徳洲会グループの介護老人保健施設「武蔵野徳洲苑」は、隣接の病院と密に連携を取り、医療依存度が高い方を積極的に受け入れているとのこと。

多職種でさまざまなレクリエーションを実施しているほか、ゆとりあるフロア空間や季節を感じられる周辺環境も魅力だそうなので、早速見学に行ってきます。


玄関

徳洲会グループの介護老人保健施設「武蔵野徳洲苑」へのアクセスは、西武新宿線「田無駅」から徒歩15分。バス利用の場合は、「田無駅」からコミュニティバスに約10分乗車し、「向台4丁目」バス停で下車すると、すぐ目の前が施設です。敷地内には駐車場があるので、車で来ることも可能です。

施設の玄関では、支援相談員さんが迎えてくれました。
「ようこそ!当施設の周辺は、利用者様が安全にお散歩できる環境で、春には桜、秋にはいちょうの葉が色付き、季節の移ろいを感じることができます。今日はゆっくり見学していってくださいね」。


玄関周辺

玄関を入って左手には事務所があり、スタッフの皆さんが明るく挨拶をしてくれました。

「事務所には、スタッフが土日・祝日も常駐しているので、お気軽に声を掛けてくださいね」。

玄関右手には綺麗な作品が飾られています。
「こちらには、デイケアの利用者様が作成したさまざまな作品を展示しています。折り紙や切り絵などの制作を通して季節を感じていただくとともに、手指機能の維持・リハビリを目的として取り組んでいるんです」。


リハビリテーションスペース

まずは、1Fのリハビリテーションスペースへ伺いました。

「リハビリテーション科には、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士合わせて11名が在籍し(2024年9月)、利用者様に合わせた個別リハビリを実施しています。立ち座りの練習、歩行練習、階段昇降の練習、リハビリマシンを使用した運動リハビリ、日常生活動作訓練、言語のリハビリなどさまざまで、利用者様のその日の状況に合わせて負荷を調整して実施しています」。

「在宅復帰を目指す利用者様には、入所後3カ月間、短期集中リハビリとして週6日リハビリを提供しています」。

「また、各フロアで集団リハビリを行っているほか、認知症のリハビリにも対応しています」。

「通所サービスをご利用の方もこちらでリハビリを行っていて、通所利用者様がご帰宅されてから入所利用者様がリハビリを行うなど、感染対策をしっかり行いながらリハビリに取り組んでいただいています」。


入所フロア

つづいて、入所フロアを見学しました。広々としていて明るい空間ですね。

「入所フロアは回廊型になっていて広く開放感があるので、リラックスしてお過ごしいただける環境です。施設周辺には高い建物がなく、3F・4Fからの眺めがとても良いんですよ」。

「入所フロアの定員は150名です。2F・3Fが一般療養棟で、2Fは在宅復帰を目的とする方、3Fは医療依存度が高い方が入所されています。4Fは認知症専門棟で、認知症の方が入所されています。利用者様それぞれの症状・目的に合わせて支援し、ときにはお看取りにも対応しているんです」。

「平均要介護度は3.6で、男女比は男性30%・女性70%です(2024年9月)。病院退院後に入所される方が多く、当施設のすぐ隣には『武蔵野徳洲会病院』があるので、医療依存度が高い方の受け入れ態勢が整っています」。


居室

お次は居室を見学しました。

「居室は個室と多床室があり、一般療養棟に入所される方には希望を伺ってお部屋を決め、認知症専門棟に入所される方は利用者様の周辺症状によってお部屋を決めさせていただいています。また、『陰圧室』が4部屋あり、コロナなどの感染症が発生した場合でも対応可能です」。

「テレビやパソコンの持ち込みが可能で、使用する際はイヤホンの着用をお願いしています。また、利用者様が快適に過ごせるよう、西日対策のロールカーテンを備えています。施設の西側には桜の木が植えてあるので、お部屋によっては窓からお花見を楽しめますよ」。

「入所は、夏だけ・冬だけなどの期間限定の入所も可能なので、お気軽にご相談くださいね」。


談話室

居室を出てすぐ目の前には、広々とした談話室があります。

「談話室は各フロアに2ブースあり、こちらでご家族との対面面会が可能です」。

「面会は予約制で、14時・14時半・15時・15時半の枠があり、日曜日は10時・10時半からも面会ができます。予約していただければ毎日来ていただいて大丈夫です。利用者様・ご家族と会える機会がしっかり確保されていることが決め手でこちらに入所された方も多くいらっしゃいます」。


居室

3Fの居室を見てみると、看護師さんが利用者さんにケアを行っていました。

「当施設は看護師が24時間常駐し、バルーンが入っている方、インスリン注射が必要な方、胃ろうの方など、医療依存度が高い方へのケアを行っています。ショートステイを利用される方の中にも胃ろうの方がいらっしゃいます」。

「同グループの病院『武蔵野徳洲会病院』が隣接しているため、急変があった際もスムーズに対応することが可能です。褥瘡や感染対策に詳しい病院看護師とも連携を取り、質の高いケアを提供できるよう取り組んでいます」。

それは安心ですね。


デイルーム

デイルームに伺い、レクリエーションの様子を見学しました。皆さん和気あいあいと取り組まれていますね。

「入所フロアでのレクリエーションは、各フロアの介護スタッフが企画して実施しています。連想ゲーム、カラオケ、風船バレーなど種類はさまざまです。昔の白黒映画を上映して脳を刺激する回想法なども行っていて、上映後は皆さん昔話に花を咲かせて楽しまれています」。

「また、利用者様に季節を感じていただけるよう、春はお花見、夏は花火大会、秋は運動会や敬老会、冬はクリスマスなどの行事も月1回行っています。外の空気に触れていただくために、近くの公園へ車で向かい到着後にお散歩をする『ドライブレク』もしていますよ」。

「ほかにも、きゅうり・なす・ゴーヤ・オクラ・トマトを育てて、利用者様と栽培・収穫・調理を行って、夏野菜を楽しむ取り組みも行っています」。


お食事

ここで、お食事の写真を見せていただきました。とてもおいしそうですね。

「お食事は、管理栄養士が利用者様の症状・状態に合わせて塩分調整・脂質調整を行うほか、内科的疾患がある方にはタンパク質制限などを行って提供しています。食事形態も常食・軟菜食・きざみ食・ペースト食などに対応しているので、安心してお召し上がりいただけます」。

「ちらし寿司・冷やし中華・うな丼・恵方巻などの季節食を月2回ほど提供していることに加え、全国の郷土料理もお出ししています。『地元の料理が出てきた』と喜ばれる利用者様も多く、好評をいただいています」。
素敵な取り組みですね。


デイルーム

デイルームの一角で、管理栄養士さんと言語聴覚士さんが利用者様と向き合っています。

「当施設には言語聴覚士が在籍していて、お食事のときに、言語聴覚士・管理栄養士・ケアマネージャー・介護スタッフ・看護師などの多職種で、食事の摂取状況・咀嚼能力・嚥下機能などを評価する『ミールラウンド』を実施しています」。

「嚥下機能が回復してきた方は食事形態を上げたり、嚥下機能が低下している方にはミキサー食に戻したりと、状態に合わせて最適なお召し上がり方をしていただけるように取り組んでいます」。


通所フロア

1Fに戻り、通所(デイケア)フロアへ伺いました。

「デイケアは1日定員30名で、営業日は月~土曜日。滞在時間は10時~16時の6時間で、週2回ほど利用される方が多いです」。

「サービスの内容は、食事介助、入浴介助、排泄介助、レクリエーション、リハビリテーションなどで、整形疾患・脳神経疾患・脳血管疾患があり麻痺や嚥下障害がある方がご自宅で自立した生活を過ごせるように支援しています」。

「集団体操や壁画作成、クロスワード・数独・間違え探しなどの脳トレプリントを使ったプログラムも行っています」。

「デイケアを利用される方にはショートステイの利用案内もさせていただいていて、ご家族の用事などで今すぐ利用したいというときにスムーズに対応できる体制を整えています」。


イベントの写真

デイケアのイベント写真を見せていただきました。

「デイケアのイベントは月1回開催していて、スタッフによるダンスショーやマジックショー、ボランティアの方によるピアノ演奏会や歌謡ショー、カラオケショーなどを実施しています」。

「日々のレクリエーションは、広いフロアを活かして、ボウリング・ゴルフ・輪投げなどのさまざまなゲームを行い、お楽しみいただいています」。


浴室

つづいて、浴室を案内していただきました。

「浴槽は、個浴、横になった体制で入れるストレッチャー浴、座った体制で入れるリフト浴、大浴場があります」。

「個浴を利用した入浴動作訓練に力を注いでいて、これまでたくさんのデイケア利用者様が訓練を通して回復し、デイケアでの入浴からご自宅での入浴に切り替えることができているんですよ」。


送迎車

駐車場には、送迎車が停まっています。

「デイケアの送迎の際は介護スタッフが添乗し、ドアtoドアで送迎をしています。車いすの方もそのままご乗車いただける仕様になっているので、安心してくださいね」。

「ショートステイの送迎は、往復で約1時間以内の場所であれば対応可能です」。


玄関

最後に、多職種の皆さんにお会いしました。

「介護スタッフは、全体の約8割が介護福祉士の資格を取得しているほか(2024年9月)、認知症ケアに関する資格を持っているスタッフもいます。看護師はベテランスタッフが多く、医療依存度が高い方にもしっかり対応できる環境です。利用者様お一人おひとりに合わせた支援ができるよう、スタッフの研修に力を注ぎ、日々多職種で学びを深めています」。

こちらの施設なら安心して母を預けられそうです。今日はありがとうございました。

見学後記
印象的だったのは
季節を感じながらリラックスして過ごせる環境が整っていることです。入所フロアはゆとりがありますし、お部屋からの景色も眺めが良いです。施設周辺は季節の花々が咲いていて、お散歩を楽しむ利用者さんも多くいました。レクリエーションや季節の行事も充実しています。また、スタッフさんのスキルアップに力を注いでいて、多職種での勉強会などを積極的に行っていますし、介護福祉士や認知症実践者研修など、豊富な知識・技術を持つスタッフさんが多くいるので、安心して預けられそうです。
医療依存度が高くても大丈夫ですか?
はい。看護師さんはベテランの方が多いですし、施設のすぐ隣には24時間救急を受け入れている「武蔵野徳洲会病院」があるので、急変などで入院が必要になった場合でもすぐに対応してもらえる環境です。実際にこちらの施設から武蔵野徳洲会病院に入院し退院後再度こちらに入所されるという方も多いそうで、しっかり連携が取れているのだと感じました。
こんな点もおすすめです♪
施設の周りは段差がなく車いすを押して散歩しやすいとのことで、家族と一緒に外出し外の空気を楽しむ方も多いそうです。予約をすれば毎日面会もできるなど、入所後も家族と過ごせる機会がしっかりあるのは嬉しいポイントですね。
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