
高齢の母は認知症を発症し、身体機能も低下してきました。以前から母には「最期まで自宅で暮らしたい」という思いがあるので、在宅復帰に向けたリハビリを受けられる介護施設を探しています。また、母は食べることが好きなので、お食事がおいしい施設だと嬉しいです。
入所・短期入所・通所リハビリ・訪問リハビリのサービスを展開する介護老人保健施設「横浜あおばの里」では、在宅復帰に向けたリハビリに力を注いでいて、利用者一人ひとりに合った支援を提供しているとのこと。食事にもこだわりがあり、おいしく安全に食べられるような取り組みをしているそうです。
さっそく見学に行って、施設の様子をチェックしてきます。


玄関
上尾中央医科グループ(AMG)の介護老人保健施設「横浜あおばの里」があるのは、東急田園都市線「市が尾駅」西口からバスに乗り「中里学園入口」バス停で下車して徒歩3分の高台。小田急線「柿生駅」北口からバス利用のルートもあります。施設前には駐車場があるので、車での訪問も可能で、国道264号線市が尾駅から車で15分と、アクセスも便利です。 玄関では、支援相談員さんが迎えてくれました。
「ようこそ!当施設は自然に囲まれているため、リラックスできる空間になっています。今日はゆっくり見学して行ってくださいね」。


ロビー
玄関を入ると左手には受付、正面には面会スペースがありました。ロビー全体は暖色でまとめられていて、温かい雰囲気を感じます。
「面会方法は直接面会とリモート面会の2種類をご用意しています。直接面会は新型コロナの対策として事前予約制で、週に1回ご利用が可能です。リモート面会は予約なしで、9時~17時の間に来ていただければ何回でもご利用できます。いつでもお顔を見にいらしてくださいね」。


入所フロア
つづいて、入所フロアへ伺いました。
「入所定員は172名で、1F・2Fは一般棟(112名)、3Fは認知症専門棟(60名)の構成です。一般棟の中でも1Fは医療依存度の高い方(50名)、2Fは在宅復帰を目指したい方(62名)と、症状や目的に合わせて区分しています」。
「認知症専門棟には、認知症実践者研修、認知症介護養成者研修などの研修を受けている職員が多く在籍しているので、専門的な認知症ケアをご提供できます。夜間にはスタッフを多く配置するなど、いつでも利用者様が安全に過ごせるよう努めています」。


行事の様子
「当施設では、レクリエーションや季節ごとの行事にも取り組んでいます」と、行事の写真を見せていただきました。
「生け花レクは月に1度開催し、習字やトランプなどは日々のレクリエーションとして行っています。季節に合わせたさまざまな行事も行っていて、『夏はスイカを食べ、ラムネを飲み、花火をする』、『秋は焼き芋をする』など、季節を感じながらお楽しみいただいています」。


居室
つづいて、居室を案内していただきました。
「居室は個室と4人部屋があり、個室にはトイレと洗面台、そしてテレビを完備しています。4人部屋にはテレビを持ち込むことも可能ですが、使用する場合はイヤホンの利用をお願いしています」。
「お身体の状況に合わせて、ベッドサイドに手すりなどを付けることも可能ですので、お気軽にご相談くださいね」。


居室
短期入所も受け入れていますか?
「はい。そして当施設では、1カ月の短期入所であれば、健康診断書は要らず、訪問診療で行える血液検査のみで入所を検討させていただいています。健康診断のために病院へ足を運ぶのも大変なこともあると思いますので、この取り組みを実施しています」。
「入所してから長期入所に切り替えたい場合は、施設に入所している間に健康診断を行えるよう、クリニックまで送迎いたします」。


リハビリ室
お次はリハビリ室へ。明るくて広々とした空間ですね!
「利用者様が快適にリハビリを行えるように当施設の中で最も大きなスペースをご用意しています。入所後の3カ月間は短期集中リハビリとして週6~7回20分間リハビリを行っていて、3カ月以降は週3回個別リハビリを実施しています」。
「理学療法士・作業療法士・言語聴覚士合わせて20名以上のリハビリスタッフが在籍していて、運動療法、日常生活動作練習、発語や嚥下機能のリハビリなど、利用者様の状態に合わせたプログラムを組み、実施しています」。



入所フロアでのフロアリハビリ
2Fの入所フロアでは、介護スタッフの方がリハビリを行っていました。
「在宅復帰を目標に入所している利用者様には、20分間の個別リハビリに加え、リハビリ職から指導を受けた介護スタッフがフロアリハビリを行っています。利用者様の状態に合わせて合計1時間ほど行うこともあります。当施設では、多職種で連携し、在宅復帰に向けて支援しています」。


食事
次は、食事について教えていただきました。
「当施設は食事にこだわっていて、常菜食(通常の食事)や軟菜食(常菜食をやわらかくした食事)に加え、食材に酵素を染み込ませて柔らかくするソフト食(凍結含浸食)を取り入れています。見た目・香り・味を変えずに食事を楽しむことができます」。
「季節にちなんだ行事食や、バイキングも定期的に開催しています」。
「食事には、誤嚥性肺炎などさまざまなリスクがありますが、言語聴覚士が複数名いるので、管理栄養士などと連携しながら利用者様の食事風景をしっかり見ることができます」。
食べることが好きな母は、とっても喜びそう!


浴室
つづいて、浴室へ。
「浴槽は、一般浴、座った状態で入れる機械浴、横になった状態で入れる機械浴の3種類ご用意していて、お身体の状態に合わせて対応させていただいています」。
「通所の利用者様の入浴対応も行っています。利用日には毎回入浴される方が多いです」。


通所フロア
通所フロアは玄関を入ってすぐ右手にあります。
「通所の定員は1日45名で、1日約6時間の滞在となります。2Fのリハビリテーション室で行うリハビリに加え、レクリエーションや入浴、食事のサービスも提供しています」。
「空間が広く、ゆとりがありますのでリラックスしてお過ごしいただける環境です。また、一人席があるので、のんびり過ごされたい方には最適です」。


通所でのレクリエーションの様子
通所フロアでのレクリエーションについて説明していただきました。
「壁画作成や、棒を使い音楽に合わせて机を叩く太鼓レクなどを行っています。クリスマスにはケーキやプレゼントをお渡しするなど、季節に合わせた行事も実施しています」。


通所リハビリの送迎風景
つづいて、通所リハビリの送迎を見学しました。
「通所の送迎範囲はできる限り広く対応させていただいていますので、お気軽にご相談ください」。
「送迎の際は、ドライバーだけでなく介護職も添乗しているため、玄関での靴の脱ぎ履きなどにも対応可能です」。


スタッフのみなさん
スタッフの皆さんにお会いできました。
「当施設はスタッフ教育に力を注いでいて、さまざまな研修に参加することで、スタッフみんなが介護・看護・リハビリの技術を高めています。認知症実践者研修や、認知症介護養成者研修などの資格を持っているスタッフも多いです。技術と思いやりを持ったスタッフが多職種で連携し、利用者様一人ひとりに合った支援を提供しています」。
こちらなら、安心して母を預けられそうです。今日はありがとうございました。


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